電気錠・電子錠・オートロックの鍵

電気錠・電子錠・オートロックの鍵

セキュリティが高まるとして普通の家庭でも電気錠を玄関につける人が増えていますね。
家庭に電気錠をつけるメリットは様々あります。
防犯性がアップするだけでなく、快適な暮らしができるので様々な年代の人に選ばれています。
どんな電気錠が選ばれているのか、そしてこれから電気錠を買おうかと検討している人に選び方のポイントも説明しましょう。

家の鍵を電気錠にすると様々なメリットがある

家の鍵を電気錠にすると、様々な面からメリットを感じられます。
特に物理鍵がなくなると生活面での手間やわずらわしさも減ることになるので、大人だけでなく子供も便利に使うことができます。

鍵を持たなくて済む

電気錠にすると、鍵を持たなくて済むようになります。
以下のようなたくさんのメリットをもたらします。

  • 鍵の紛失がない
  • 玄関で鍵を探さなくて良い
  • 少しの外出でわざわざ持ち出さなくて良い

鍵を落とす心配がなくなるので、落としたりどこかに忘れたりということがありません。
誰かに拾われて不正にコピーされたり、鍵を使って侵入されることもなくなるでしょう。
また鍵番号を見られる心配もありませんので、セキュリティ対策になります。
例えば子供に鍵を持たせるのは、紛失の可能性があるため親は色々な対策を行わなければなりません。
ランドセルにつけたり、ポケットに紐を縫い付けたりそれだけでもかなり手間がかかりますね。
その手間もかからなくなり、なおかつ防犯性がアップするので一石二鳥の利点があります。
そして親も買い物の荷物をたくさん持っている時に、玄関先でカバンをごそごそする必要もなくなります。
少しのゴミ出しや郵便を取りに行くのに、鍵を持って出る必要がないため、暮らしが楽になりますね。

オートロック機能が便利

電気錠にはほとんどオートロック機能が備わっています。
オートロック機能とは、ドアを閉めただけで自動で鍵を施錠してくれる機能です。

  • 鍵のかけ忘れがなくなり防犯性がアップする
  • 施錠だけでなく開錠も楽ちん

鍵のかけ忘れは、人間なら誰しもあるでしょう。
空き巣は施錠されていない窓やドアから侵入してくるため、電気錠に変えてオートロック機能を使えばセキュリティ強化になります。
わざわざドアを施錠するのに鍵を取り出さなくて済むのも、手間が省けて楽ですね。
またリモコンがある電気錠なら2階から操作をするだけで、自動で鍵を開錠してくれるのも電気錠の良いところです。
家族が帰ってきて、わざわざサムターンを回しに階段を下りる必要がありませんので、自動で開錠や施錠をしてくれる電気錠は手間もかかりません。
高齢者がいる家庭では、来客や帰ってきた家族のために2階からわざわざ降りる必要がないので便利です。
また開けてもらう側もずっと待つことが無くなるので、快適です。

電気錠はピッキング防止になる?

電気錠は電気で開錠するので、鍵穴に鍵をさす必要がなくなります。
ただ物理鍵は電気錠についているタイプもありますし、鍵穴はそのままで追加で電気錠を付ける人もいるでしょう。
さらにスマートロックだと付けるのはサムターン側なので、物理鍵での施錠もそのままできる状態です。
ピッキングする鍵穴自体はなくなりません。
ただ電気錠にすると外側から見た時にパネルなどがついているのは一目瞭然なので、犯人にとって抑止力になります。
この家はピッキングしたとしても、電気錠が付いているから無理だと諦めさせることになります。
スマートロックは内側に貼るだけなので、見た目では分かりませんが、イタズラ防止や不正開錠防止のための防犯ブザーが設定できます。
そのため不正に開けようとしたら、アラームがなるのでそれ以降ピッキングされる心配もなくなります。
電気錠をつけることで、ピッキング防止になるメリットはあります。

鍵の受け渡しがなくなる

電気錠は鍵の受け渡しがなくなります。
例えば来客に先に入ってもらったり、自分が留守の間に家に何か取りに行って欲しい時などです。
他にも家の近くに職場や自分が経営するお店があるから、子供には鍵を持たせずに子供に取りに来させている、といった家庭にも非常に便利でしょう。
暗証番号や指紋認証であれば、鍵が無くても開きます。
スマートロックであれば遠隔操作やメールでURLを送信し、それを押すことで限定的に開錠できるという便利な設定もあります。
第三者に家に入ってもらったとしても、その場限りの鍵を渡せるのも電気錠ならではの機能だと言えます。

電気錠は各家庭に合った物を選ぼう

電気錠には様々な種類があるので、ライフスタイルや家族構成に合った電気錠を選ばなければなりません。
何にも考えずに電気錠を購入すると、メリットどころかただ使いにくい鍵になってしまうこともあります。
家族みんなが使いやすい電気錠を購入するために、どのような種類があるのかを知っておくと良いですよ。

電気錠には色々な種類がある

電気錠には様々な種類がありますが、家庭用としてよく使われているのは以下の電気錠です。

  • ICカード式
  • リモコン式
  • 暗証番号
  • 指紋認証
  • スマホで開錠

それぞれに特徴があり、メリットデメリットがあります。
そのため最適な電気錠を探すには、それぞれの特徴を知り生活や家族にあった電気錠を選ぶ必要があります。

ICカードやリモコン式

ICカードとリモコン式は、鍵と同じように開けるためにはカードやリモコンが必要になります。
そのため鍵と同じく、紛失の危険性はあります。
ただし暗がりで鍵穴を探したりする必要もなく、リモコン式は操作がいらないキーレスタイプもあります。
そのため、ランドセルやカバンにキーホルダーのようにつけておくだけで開錠が可能です。

暗証番号や指紋認証は鍵がいらない

暗証番号や指紋認証は物理鍵がいらないため、紛失の心配がありません。
暗証番号は忘れてしまうと入れないためデメリットもありますが、毎日使用するので忘れるリスクは低いでしょう。
指紋認証は生体認証なので防犯性も高いのですが、指が細い子どもや指紋が薄い女性は認識しないことがあります。
特に女性は水仕事を毎日行うので、指の摩擦が多く指紋が読み取れない人もいます。
また傷や乾燥で指がひび割れている時など、指の状態に左右されてしまう鍵でもあるのです。

最近流行りのスマートロックについて

スマートロックとは本当は電気錠全体のことを指しますが、今人気なのは工事不要のスマホで開錠できるタイプの電気錠をそう呼んだりします。
サムターンにかぶせて両面テープで貼るだけなので、賃貸物件でも使える便利な電気錠です。
鍵の代わりになるのはスマホのアプリです。
Bluetooth機能で繋がっているので、設定次第では近づいただけで開錠しスマホを取り出すことなく開錠ができます。
コスパもよく便利なのですが、スマホを持たない子供や高齢者は開けることができません。
大人だけの家庭なら非常に便利な電気錠と言えますが、小さい子どもがいて子供に鍵を持たせたいファミリー向けではありません。

家族が多いなら一体型もおすすめ

このように電気錠と言っても様々な種類がありますが、どれも特徴があり一長一短な部分があります。
しかし、それを解決した電気錠も販売されています。
それが一体型の電気錠です。
暗証番号キーだけでなく、物理鍵やICカード、スマホでも開錠できる機能が複数付いたタイプなので家族がそれぞれ使いやすい開け方を選べば良いのです。
スマホを持たない子供は暗証番号で、スマホを持つ大人はスマホで開錠する、触れるだけの簡単なICカードはおばあちゃんなどです。
1種類の電気錠よりも値段は高い物が多いでしょうが、それぞれのデメリットを補うので非常に使いやすくなります。

注意点もあるので知っておこう

生活は快適になるし、防犯性もアップする電気錠ですがデメリットや注意点もあります。
注意点をしっかりと踏まえたうえで購入を検討しましょう。

初期費用がかかる

通常の鍵と比較すると、電子錠の方が価格は高価なことの方が多いでしょう。
コストのかからないリモコン式でも2万円以上~で、機能を多くつければつけるほどもっと値段が上がっていきます。
使いやすさと予算のバランスを考えて、購入を検討してください。
ただ電気錠は初期費用がかかりますが、維持費は電池代や少しの電気代で済むため値段がかかるのは最初だけです。
電気錠は電気系統の故障が起きた時修理代金などもかかりますが、それは鍵も同じです。
鍵にも寿命はありますので、その辺りはどちらも変わりがありません。
メンテナンスや修理代は同じなので、デメリットは錠そのものの値段の違いにあります。

配線工事が必要な物もある

電気錠と言っても色々なタイプがあるので、気に入った電気錠が配線工事が必要な物もあるでしょう。
配線やアダプターで繋がっているタイプは、家の電気が停電になると電気錠も働かなくなって締め出しされる可能性があります。
また素人では配線工事は出来ませんので、工事が必要になるケースもあります。
さらにドアに設置する際にドアに穴をあける作業が必要になると、自分で設置するのは大変です。
工賃がさらに必要になることや、電気錠を設置できる業者を探す手間も発生するでしょう。
最近では配線工事が不要な電池式も売られているので、チェックすることをおすすめします。

予期せぬ故障がある

停電以外にも、電気系統の予期せぬ故障があると家に入れなくなってしまいます。
通常の鍵も突然鍵が回らなくなるなどのトラブルは考えられますが、鍵屋さんは比較的すぐに対応してもらえることが多いです。
しかし電気錠となると、専門分野になるので普通の鍵屋では対処しきれないというデメリットもあります。
普段から電気錠をメンテナンスしたり、分からないことに答えてくれる専門の業者を探しておかなければなりません。
また原因不明の故障の場合電気錠をいったん外し、鍵を開けた後また新しい電気錠を取り付けるとなると10万近く値段がかかることも予想されます。
認識する部分の故障だと、自分では応急処置ができません。
急なトラブルに弱さがあることを覚えておきましょう。

絶対の安心ではない

電気錠は確かに通常の鍵に比べると、防犯性に優れています。
性能や機能もそうですが、ついているだけで空き巣が無理だと感じて諦めるという理由もあるからです。
ただし電気錠が絶対の安心があるかというと、そうではありません。
例えば指紋認証式の鍵は、指紋が認識部分についています。
指紋の採取は素人でもできますので、複製されればそれで入ることは可能です。
また玄関の鍵を電気錠にして安心してしまい、他の窓や勝手口の防犯意識がおろそかになってしまうケースです。
隙を狙ってくるのが空き巣のような犯罪ですから、付けて安心とならないように気を付けたいものです。

電池式の電気錠について

工事が不要なので電池式の電気錠は増えつつありますが、電池式の電気錠を選ぶなら非常電源が付いている物を選びましょう。
電池式はメリットもありますが、うっかり電池切れで家に入れないことがあります。
リモコン式のドアも、リモコンの電池が切れると家に入れません。
電池は楽ですが、見た目で電池残量が分かるようなものだと安心です。

選ぶポイントを知ってから購入しましょう

家庭用の電気錠はメリットも多く、防犯性に優れているので今すぐ買おうかと思う人も多いでしょう。
ただし電気錠を購入する際のポイントを押さえて、選ぶことが大事です。
選び方のポイントを細かく見ていきましょう。

住居に合った電気錠かどうか

住居は色々なタイプがあります。
大まかなところで言うと戸建てかマンションかもそうですし、賃貸なのか持ち家なのかという点もあります。
例えば賃貸の場合壁に小さな穴すら開けられないマンションもありますので、電気錠を設置する際どれくらい穴が開くのかなどもチェックしておかなければなりません。
また持ち家であっても配線工事はできるのか、ドア自体に穴は開くのかなど細かい部分で住居にあった電気錠か調べておきましょう。

設置方法について

設置する時にどの部分に設置したほうが良いのか、内側につくのか外側につくのかもチェックしておきましょう。
大体の電気錠は業者に頼む場合が多いでしょう。
その場合シリンダーを取り外し、開いた部分に電気錠の形に合わせた穴を開けます。
そして電気錠を付ける枠と、本体を設置するというのが一連の流れになります。

自分で設置するのか頼むのか

電池式の電気錠の場合は電池を入れれば作動するため、配線工事が不要です。
そのため自分で設置することもできます。
サムターンの内側に両面テープで貼るようなタイプや、ドライバー1本で取り付け可能なものであればわざわざ業者に頼む必要はありません。
しかしドアに穴をあける作業はプロでないと中々うまくいきませんので、その場合は業者に頼みましょう。
業者に頼む場合は、作業代金も出てくるため何社か見積もりをとって納得する値段で施工してもらいましょう。
あまり実績がないところに頼むと不安なので、施工例を写真などで見せてくれる会社がおすすめです。

電気錠に詳しい業者を見つけておく

デメリットや注意点のところでもお伝えしましたが、電気系統は予期せぬ故障を起こすことも念頭に置いておかなければなりません。
急なトラブルがあった時に頼れるところが無いと、いつまでたっても家に入れなくなります。
街の鍵屋さんなら店舗も多く、救急で駆けつけてくれるサービスを行っているお店も多いです。
しかし電気錠の場合は詳しい人でないと、急なトラブルや故障に対応してもらえないことがほとんどです。
そのため購入する時に、電気錠のトラブルに詳しい専門家を見つけておくこともポイントのひとつでしょう。

家族と話し合ってからつけましょう

電気錠を購入する際は、家族としっかり話し合ってから購入を検討しましょう。
例えば指紋認証式は防犯性も高く、鍵もいらずに便利な反面指との相性が悪い人もいます。
指紋の薄い人は毎回何度も指をおかなければならず、それがストレスになる場合もあります。
家族が多ければその分、使いにくいタイプの電気錠もあります。
それぞれが使いやすくストレスのないタイプの電気錠を選ぶことも大切です。
せっかく快適になるように変えたのに、快適どころかストレスを感じるようでは意味がありません。

電気錠のメリットは、防犯性に優れていることと鍵が必要ないことで得られるたくさんのメリットがある部分です。
維持費もそんなにかからず、最近の電気錠は工事不要の物もたくさん売られています。
電気錠を選ぶ際は住居に合ったタイプか、そして故障した時に修理してもらえる業者を探しておくことがポイントです。
家族全員が快適に使えるかも選び方のポイントとなるので、特徴を知ったうえで購入すると良いですね。